お客様の体験談

行政書士みなと国際事務所

〒231-0004 横浜市中区元浜町3-21-2 ヘリオス関内ビル7F 電話 045-222-8533


 妻とは、日本国内の飲食店で知り合いました。

 

 何度か妻の勤務先を訪れているうちに親しくなり、一緒に動物園に出かけたことがきっかけで交際が始まりました。交際を始めた当時は、まだ妻の本名を知りませんでした。

 

 将来を見据えているならば、当然本名は気になる所ですが、その頃の私は外国人と交際することに多少なりとも抵抗を感じており、今振り返ればそれほど交際について真剣ではなかったのかもしれません。

 交際を始めて2か月くらい経過した頃、ビザの更新の手続きをすると言って遠方の都市に一人で行った妻の姿を見て、もしかしたら日本人と結婚をしているのではないかと思うようになりましたが、まだ交際間もない時期でもあり、なかなか問い質すことができずにいました。

 

 その3か月後、妻が勤務先で摘発されました。私は、入国管理局の公衆電話からかかってきた妻の電話で妻の摘発を知りました。

 入国管理局へ面会に行くために、妻の勤務先の方から、妻の名前を教えてもらいました。その時に、妻が日本人と結婚をしていることを確信しました。

 

 入国管理局の収容施設で妻と面会をしました。逮捕された時の状況や結婚相手のことを聞き、今後私が妻の母国に会いに行くので交際を続けようと約束しあいました。

 

外国人の奥様は、偽名で日本人と結婚し、来日をされていました。

家庭裁判所で手続きを行い、上陸禁止期間を経て、入国管理局へ過去の経緯をすべて説明して、無事に奥様の来日が許可されました。

もう10年前の出来事です。その後、ご夫婦にはお子様ができました。出産のときには母国のお母様も来日されて、孫のお世話をされていました。

毎年、年賀状をいただいています。と今も幸せに暮らしておられます。


 近所の公園の近くの路上で道に迷っていた妻に道を尋ねられたことが出会ったきっかけです。

妻が向かおうとした先は少し遠く、説明するのが困難でした。仕事帰りだった私は妻を車に乗せ、目的地まで送ってあげました。

 

 1時間近く道に迷っていたという妻は、とても喜んでくれ、何度もお礼がしたいので連絡先を教えてほしいと私に言いました。

私の職場は残業が多いため、私の都合のよい時に連絡する約束をして別れました。

 

 約1週間後、私から妻に連絡をして、市内の居酒屋で妻に会いました。日本語の上手な妻は、働くために日本に来たと言っていました。

 

 その後も、私の残業のない平日の夜に待ち合わせて、一緒に食事をしていました。出会って3週間くらい経った頃、結婚を前提とした交際が始まりました。

 

 交際が始まったころ、妻が不法滞在者であることは知りませんでした。しかし私は、仕事柄日常的に外国人の方との接触があります。

もしかしたら不法滞在者ではないかという危惧もありましたが、交際を始めたばかりの妻に、パスポートの提示を求めたりということは当然できるはずはありませんでした。

 

 私たちが出会って3か月ほどが経過した日、妻が勤務先で逮捕されたことを知りました。

数日前に妻が不法滞在であることを知り、出国命令の制度について調べ始めた矢先の出来事でした。

 

 出国命令制度で出国をした場合、上陸禁止期間は1年ですが、摘発を受けたため、相談者の奥様は5年間の上陸禁止となりました。

その後、ご夫婦の真摯な申請が実を結び、退去から2年半で在留資格認定証明書が交付されました。

現在は、永住資格を取得され、お子様と共に幸せに暮らしておられます。


 私たちはSNS(Wechat)を通じて知り合いました。

 

 夫からのメッセージでやりとりをするようになり、お互いに自己紹介をして、お互いに独身であること、○○出身であることなどを話していました。

 夫が技能実習生として来日していること、実習先を逃げ出して不法滞在となっていることも、知り合った頃に打ち明けられました。

 

 1週間後、、駅で私たちは待ち合わせ、対面しました。その後、私の弟と姉の子供と4人で一緒にディズニーランドに出かけました。これをきっかけに私たちは交際を始めました。私は交際当初から夫との結婚を望んでいました。

 

 翌月初旬、市内のレストランで私の母と姉夫婦に夫を紹介しました。母は夫の人柄をとても気に入ってくれ、私たちの結婚にも賛成してくれました。

 ただ、夫が不法滞在であることを母も姉も心配しており、早く出頭した方が良いと助言してくれました。私たちも早く不法滞在の状態を解消したいと考えていましたので、翌月中旬に入国管理局へ出頭しようと話し合っていました。

 

 入国管理局への出頭を予定していた数日前、私の実家で一緒に食事をして、夫は横浜に帰っていきました。その翌日、夫からの連絡が途絶えました。

 

 弁護士からの電話で夫が逮捕されたことを知りました。その後、警察署から電話があり、話を聞きたいので警察署に来てほしいと連絡がありました。警察署では、夫と知り合った経緯や今後の事(結婚の予定など)、夫のこれまでの経緯などについて質問されました。私たちは知り合ってから間もなかったので、夫のこれまでの経緯については、答えることができませんでしたが、知り合ってからのことや結婚を考えていることなどは、真実を話しました。

 

 警察官の方からは、あなたも彼も本当のことを話しているようですから大丈夫ですよと、言われました。

 

 私たちは日本で結婚手続きをしたいと考えていました。区役所に相談すると、大使館から婚姻要件具備証明書を取ってきてほしいと言われました。

 

 大使館に確認すると、本人が大使館に出頭しなければ証明書は発行されないと言われました。そのため、仮放免の申請を2回行いましたが、許可されませんでした。

 

 見かねて私の母と姉が入国管理局に面会に来てくれました。その席で、速やかに帰国をして、母国で結婚するようにと母から諭されました。

 

 私たちも母の助言を受け、一日も早く帰国をして結婚しよう、それからきちんと手続きをして日本で暮らそうと約束をしました。

 

 結婚手続きを終えられ、ご夫婦には新しい家族も誕生されました。

1回目の申請は不許可となりましたが、退去から2年経過した時に在留資格認定証明書が交付されました。


 私は海運会社に勤務しています。船舶給水の仕事に従事していた頃、ロシア船船員とのやりとりは英語が通じず、困っていたことがきっかけでロシア語を勉強したいと考えるようになりました。

 

 予算と仕事の都合を考え、個人教授の先生をインターネットサイトで探し、4年前から毎週日曜日にサロンで教わっていました。契約した先生は日本人と結婚されています。

 

 先生とは、お互いの家族のことなど個人的な話もしていました。女性と知り合う機会の少ない職場だったため、良い人がいたら紹介してほしいとお願いをしていました。

 

 レストランで妻と紹介者の先生と3人で会いました。

 

 妻は離婚歴があること、仕事で来日していること、家族や犬のことなどを話してくれました。私も仕事のこと、家族のことなどを話しました。

 

 私は結婚を前提に妻に会っていたので、「自分は高額な収入は得ていない、裕福な暮らしを望んでいるならば他の男性を選んでほしい」と正直に話をしました。

 妻は、裕福な暮らしなど望んでいない、いつも一緒にいてくれればよいと答えてくれました。

 

 短い交際期間でしたが、無事に在留資格の変更が許可されました。現在は永住資格を取得され、ご夫婦で幸せに暮らしておられます。


 私はこれまで良縁がなく、独身でした。事情を知っているベトナム人の同僚から、私の姉でよかったらやり取りをしてみませんかと紹介されました。

 

 写真を見せてもらい、紹介者の自宅に遊びに行ったときにビデオチャットで妻と会話をしました。妻は以前、ホーチミンで日本語の学校に通っていたそうで、ある程度の日本語が話せます。紹介された当時は、紹介者の通訳を交えて会話をしました。

 自己紹介をしたり、主にお互いの家族のことについて話をしました。私は初対面の人と話をするのは得意ではないのですが、妻は笑顔で話しかけてくれ、気楽に会話を楽しむことができました。

 

 その年の秋、妻と妻のお母様が来日しました。私は成田空港まで迎えに行き、紹介者の自宅で改めて妻と対面をしました。

 

 妻の日本滞在中は、一緒に食事をしたり、富士山や箱根に出かけました。

 約一週間の滞在でしたが、いろいろな話をしました。お互いの仕事のこと、健康のこと、結婚についての考えを話しました。妻と過ごす時間は、特別な時間でした。少し口下手で人見知りをする私ですが、妻と一緒に過ごす時間だけは、リラックスして何でも話すことができました。仕事や健康の悩みについても話をすることができました。妻との対面を経て、妻との結婚を考えるようになりました。

 

 その後、コロナの渡航制限の影響でお互いに行き来ができなくなりました。それでもご夫婦は真摯な交際を続けられ、無事に結婚手続きを終えられました。

現在は、日本で一緒に暮らしておられます。


 私たちはサンフランシスコで行われた講習会で知り合いました。

 

 私はスキルアップと旅行を兼ねてサンフランシスコを訪れていました。私が参加したWorkshopに、共に参加していた一人が夫でした。

 

 過去に日本で働いたことがあるという夫とは、すぐに親しくなりました。当初から研修を終えた後3日間、サンフランシスコに滞在する予定だったのですが、夫の実家にも連れて行ってもらい、夫の両親にもお会いしました。

 3日間、夫は私を色々なところに連れて行ってくれました。共通の趣味を持っているほか、考え方や好きなものが似ていて、気の合うパートナーに思えました。

 

 帰国するとき、夫から結婚に続く関係を築きたいと言われ、とても嬉しく思いました。1週間前に出会ったばかりでしたが、両親にも紹介してくれ、夫のことは信頼できると感じていました。

 

 1か月後、夫に会うために渡米しました。夫の両親のお宅を訪れ、一緒に食事もしました。渡米前に、私の両親に夫との交際を伝えたところ、「本当に良かったね!」と、とても喜んでくれました。結婚を前提とした交際が始まりました。

 

 その後、お互いに何度か行き来され、無事に日本で結婚手続きを終えられました。その後、永住資格も取得され、幸せに暮らしておられます。仲の良い、素敵なご夫婦です。


 私はベトナム人の両親のもと、日本で生まれました。小学校から高校まで日本の学校に通っていました。

 

 前夫と離婚後、頻繁にチャットでやり取りをするようになりました。夫は、私や子供のことをとても心配してくれ、毎日電話をするようになりました。

 

 夫から「ベトナムに帰っておいで。僕の実家においで。両親にも話をしてあるから。」と言われました。精神的に疲弊していた私は、夫の言葉に甘え、勤務先を退職して子供と共にベトナムに向かいました。

 

 ベトナムでは、夫の実家で夫のご両親と一緒に暮らしていました。夫もご両親も私の訪問を歓迎してくれ、私の子供をとても可愛がってくれました。このままずっと夫のそばにいたいと思うようになった頃、妊娠していることが分かりました。

 

 奥様は幼いお子さんを育てながら、日本で赤ちゃんを出産されました。ご主人の来日は、出産には間に合いませんでしたが、すぐに許可され、今はご家族で幸せに暮らしておられます。


行政書士みなと国際事務所

〒231-0004 横浜市中区元浜町3-21-2 ヘリオス関内ビル7F 電話045-222-8533